現在、全国の映画館で上映中で、1月29日(日)に終映を迎える「ONE PIECE FILM RED」。漫画もアニメも見ていないので、ほぼほぼ情報がない状態で見てきました。1月21(土)から数量限定でもらえるカードゲームを頼まれ、初ONE PIECEに行ってきました。
ONE PIECEが世界で人気の作品だということは、勿論知っている。が、そのことを知ったときにはすでにすごい数の単行本がでていて、そこから読むのは・・・。となり、現在にいたる。
主人公の名前と海賊王を目指しているらしい事は知っている。でも、なぜ目指しているのか、ほかの登場人物の名前や関係性はよく分からない。
そんな状態で見て、楽しめるのだろうかと一抹の不安を抱きながら映画館へ。
どんな映画?
世界の歌姫「UTA」。彼女のライブが実施される。ネット配信もされ、ライブ会場や町中や家でも彼女の歌を楽しむ人々。
彼女の歌に勇気や希望、元気をもらう人たち。そんな人の中に紛れている、よからぬ事を企む者。でも、彼女の歌には不思議な力があり、悪者達を自由にやっつけれる。
ライブ会場に来ていた主人公「ルフィ」と「UTA」が実は幼馴染で、彼女は「シャンクス」という海賊の娘だということが分かる。
ただ歌でみんなを幸せにしたい「UTA」と海賊、海軍などいろんな思惑が混じり合って、昔の出来事などを交えつつ話は進んでいく。
漫画・アニメを見てなくても楽しめる?
結論、楽しめた。漫画やアニメのように続き物ではなく、映画は完結しているので楽しめた。ただ、出てくる登場人物の名前や関係性はよく分からなかったりしたけど、物語的にそこまで気にならなかった。
重要な人物の関係性とかは、過去を描きつつ丁寧に説明してくれているので、分かりやすかった。
映像が綺麗で、またAdoさんの歌も良かった。エンディングで知ったのですが、結構有名なアーティストが楽曲提供しているみたいで、曲の雰囲気も全然違ってて面白かった。
いつも出てる人物かは分からないんだけど、田中邦衛さんや勝新太郎さんがモデルナのかなって思うようなキャラがいて、ビックリした。
映画をみて思ったこと
アニメ映画だからって、子供向けでは全然なかった。現状に不満・不安・愚痴なんかがある人は世の中に沢山いる。ネットが発達して、世界中の人にそれを発信できたり、受け取ったり出来る時代だ。
だからこそ、良くも悪くも影響を与えてしまう。求められる自分を演じてしまい、本当の自分を壊してしますこともあるかも知れない。
いろんな事があるこの世界。しっかり生きていかなきゃって思った。私達が誰か一人に頼りっぱなしになったら、その人も私達も幸せにはなれないのかなって感じた。
あとは、やっぱり歌がすごく良かった。難しい曲を見事に歌い上げるAdoさんの歌唱力。映画の場面場面に合わせたアーティストの力、ミュージカルをみているかのように錯覚させる感じの作品だった。
今から漫画やアニメを見るのは大変そうだけど、映画なら完結しているので他の作品も楽しめそうだなと思いました。
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